呼吸器外科・岡部和倫先生(山口宇部医療センター)からのメッセージ
山口宇部医療センターでの悪性胸膜中皮腫に対する最新(2019年2月)の治療成績をお知らせします。 胸膜外肺全摘術(EPP)を含む集学的治療の成績は、著明に改善しています。 当院では、他院が手術を行わない進行例も手術しています。 2011年からの上皮型悪性胸膜中皮腫に対する胸膜外肺全摘術(EPP)を含む集学的治療29例の成績。 治療開始後5年生存率:43%
生存期間中央値:59カ月 進行例も手術しているにもかかわらず、生存期間中央値が5年に迫り、世界でもトップレベルの成績です(グラフ参照)。 患者さんやご家族にとっては、経験豊富な治療成績の良い病院を受診されることが大切です。