『中皮腫とキャラバン隊活動のこれから』(右田孝雄/中皮腫サポートキャラバン隊共同代表)講演記録(2020年6月7日)
2020年6月7日 名古屋労災職業病研究会・総会後の特別講演
「中皮腫とキャラバン隊活動のこれから」
右田孝雄(中皮腫サポートキャラバン隊共同代表)
中皮腫サポートキャラバン隊 共同代表 右田孝雄(55歳)
2016年5月末、違和感を感じて近くのクリニックへ受診。
レントゲン撮影で胸水が溜まっていることが分かり、労災病院へ。
7月「悪性胸膜中皮腫」の確定診断。
兵庫医科大学病院でセカンドオピニオンをするも、手術は不可と診断。
その後、和歌山労災病院にて抗がん剤治療。
シスプラチン+アリムタ(6回)
シスプラチン+アリムタ+アバスチン(3回)
その後一年経過観察。
腫瘍マーカーが上がって来たので、アリムタ単剤(8回)
2018年8月、オプジーボ承認。
9月よりオプジーボ投薬。
副作用①9回目投与後、全身に痒み→抗生剤投与。
副作用②13回目投与後、副腎機能の低下→ステロイド投与。
副作用③16回目終了後、膵炎→ステロイド投与。
2019年7月以降、経過観察。
2020年4月、PET検査の結果、腫瘍増大→オプジーボ効果なし判定。
2020年5月、アリムタ単剤投薬。
アリムタ効果なければ、余命1年と宣告。
ベルランド総合病院の岡部先生を訪ねてセカンドオピニオンをするが、手術は不可と診断。
現在に至る。