「胸膜中皮腫の診療ガイドライン2025年版」「患者さんと家族のための肺がんガイドブック」が公表されました~【肺癌診療ガイドライン-胸膜中皮腫・胸腺腫瘍含む2025年版】が日本肺癌学会から公表

胸膜中皮腫について、現在の最新治療に関する診療ガイドラインを含む「肺癌診療ガイドライン-胸膜中皮腫・胸腺腫瘍を含む」が日本肺癌学会から公表されました。次のURLから全文をWeb版で読むことができます。
https://www.haigan.gr.jp/publication/guideline/examination/2025/
胸膜中皮腫については、本ガイドラインのなかに胸膜中皮腫がとりあげられており、そこから、現在の最新の標準治療などについて知ることができるようになっています。標準治療とは、科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療であることが示され、ある状態の一般的な患者さんに行われることが推奨される治療をいいます。(がん情報サービス)
ガイドライン検討委員会胸膜中皮腫小委員会の外部委員として、当NPO法人中皮腫サポートキャラバン隊理事の渡邊益孝氏、中島喜章氏が参画しています。

肺癌診療ガイドライン改訂に伴い、患者ガイドラインである「患者さんと家族のための肺がんガイドブック」が2025年版に改訂されました。同ガイドブックには胸膜中皮腫も取り上げられています。
2024年版は次のURLから全文をWeb版で読むことができます。
https://www.haigan.gr.jp/public/guidebook/2024/
2025年版は冊子版が発行されており購入することができます。
https://www.kanehara-shuppan.co.jp/books/detail.html?isbn=9784307205030
ガイドブック作成委員として、当NPO法人中皮腫サポートキャラバン隊理事の中島喜章氏が参画しています。
なお、学会ではガイドブックの改善のために患者さんと家族からの意見を募っていますので、次にアンケートフォームからのご意見を是非お寄せください。

【アンケート回答先リンク】
https://forms.gle/WyLc6UpuLJsZG4yd8
【回答締切】
2026年1月23日