中皮腫を含む希少がんのオンライン・セカンドオピニオンを国立がん研究センター中央病院が開始
更新日:2021年2月10日
公開日:2021年2月2日
国立がん研究センター中央病院が、中皮腫を含む希少がんの「オンライン・セカンドオピニオン」を開始するとのアナウンスがありました。
中皮腫に関しても、まだまだ医療機関の経験値に関する地域間格差があることは否めません。中皮腫に関する最新の治験情報などの多くは国立がん研究センターに集まってきます。医師やスタッフの方々も日頃から私たちの活動には理解を示していただき連携した取り組みもさせて頂いています。
自費診療のため、決して安くない費用かと思いますが、経験も含め最新の治験情報などが集積されてくる医療機関ですので、交通費などがかからないことを考えれば利用を検討していただく価値はあるかと考えます。
詳しい情報については、国立がん研究センターのプレスリリースをご確認ください。
【参考】
・国立がん研究センター 国立がん研究センター中央病院で希少がんの オンライン・セカンドオピニオン開始
この記事の執筆者
事務局 澤田慎一郎
大学在学中からアスベスト被災者・家族と交流。千葉大学人文社会科学研究科(博士前期課程、公共哲学専攻)修士課程終了。大学卒業後、労働組合においてアスベスト被害を含む労災支援活動に従事。現在、全国労働安全衛生センター事務局次長、中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会全国事務局。元劇団員俳優の労災認定やアスベスト肺がん逆転認定、ゴム手袋タルク石綿労災、バス運転手中皮腫労災の支援など弁護士等の専門家から注目される実績多数。