公開日:2019年3月29日
更新日:2020年9月30日

腹膜中皮腫に関連した治験等の情報

念願の第一歩:中皮腫(胸膜以外)に対するニボルマブ治験を開始(兵庫医科大学病院~新たな治療の開発を目指して~):2020年9月30日

https://asbesto.jp/archives/4088

昨年から胸膜中皮腫のセカンドラインの治療として、ニボルマブ(商品名オプジーボ)が保険適用となりました。
一方、腹膜中皮腫の化学療法は胸膜中皮腫に準じて行われていますが、オプジーボについては同様の保険適用がありません。このことに関連してさまざまな声が寄せられているという現状です。

現在、腹膜中皮腫の方が参加することが可能かもしれない治験、適用が可能かもしれない治療として次のものがあります。
詳細は各項目をご覧いただき、主治医、実施医療機関、相談窓口とご相談ください。

国立がん研究センター中央病院が主導するミスマッチ修復機能異常のある希少がんを対象としたニボルマブ(商品名オプジーボ)単剤療法(ROCK試験)
https://oncolo.jp/ct/ad0059

国立がん研究センター中央病院が主導する希少がんの方を対象としたアレクチニブ(商品名アレセンサ)の医師主導治験(TACKLE試験)
https://oncolo.jp/ct/ad0058-1

また、腹膜中皮腫の方に免疫チェックポイント阻害剤ペムブロリズマブ(商品名キイトルーダ)の保険適応になる可能性があります。
キイトルーダ MSI-H固形がんに適応拡大~がん種横断的な適応、日本初~
https://oncolo.jp/news/181221k01-2